Webディレクタと役割
先日Web業界に足突っ込んでから1年以上経っていたと、今更気が付きましたわたしです。
こんばんわ。
前職ではECサイトの更新ディレクション周りを、現在はキャンペーンページやLPの新規作成、コーポレートサイトの更新あたりをメインに。
相変わらず何とかついて行けるかどうかのスレスレで頑張っていますが、概ねこういう感じという事がわかってきました。
まだまだ日が浅いクソ雑魚ナメクジですが、経営者としての経験も踏まえ、ディレクションに最も大切な事を書いてみようかと思います。
ディレクションに限らず、ですが、やはり『信頼』かと思います、ええ。
今っぽく言えば「ファンになってもらう」ってヤツも概ね同義かと思います。
信頼関係がどれだけ大切かという例えで、会社組織で言えば「上司と部下」
部下側から上司に信頼が無い場合……
部下(上司さんにこれAかBか聞かないと。。。)
上司(!!!!!!~~~~!!!!)←何かやってる
部下(何か聞けないなぁ、まぁAだろう。)
こんな感じで物事が進み、AでなくBだった場合、問題が生じます。
上司に一言「Aですか?Bですか?」と聞ければ済む事でも、信頼関係が無いだけで問題は大きくなります。
逆はどうでしょう、いくら優秀な部下Aだったしても……
上司(このプロジェクト、部下Aに任せるか……いや、Bにしとくか)
信頼が無いばかりに、Bへ振ってしまいます。
どれだけ優秀な部下がいても、信頼が無ければ何の意味もありません。ゴミクズです。
では、ディレクタとして「信頼」とは、誰と誰の関係でしょうか。
それは例えば、デザイナさんとディレクタ、でしょうか。
ディレクタとエンジニアさんでしょうか。
それも確かにそうだと思います、がもっと大きな範囲で見るべきかなぁ、と考えています。
つまりデザイナさん(エンジニアさん)とお客さんであり、
お客さんとエンジニアさん(デザイナさん)です。
結果として、ディレクタを介してお互いの信頼を紡ぐ事。
それぞれが直接やりとりをしていなくとも、信頼を感じられるようになる。
それがディレクタの大きな役割ではないかと思っています。
お客さんとの信頼という点では、会社経営の経験も生かしています。
私は個人で会社(12期目)を経営しています。
自分で書類を集め、税理士さんと共に役所を回り、登記するところからはじまり。
給料は税込み5万円、機械を買うのに国民生活金融公庫(現日本政策金融公庫)に足を運び、数年はTKG(たまごかけごはん※好物)を食べて生活しました。
おかげさまで現在では年商数千万程度までは大きくなりました。
色々なお客さんがいました、12年ずっとお付き合いのある会社さんもいれば、お金を支払わずいなくなった人もいました。
お客さんが望んでいる事を的確に捉え、お客さんの手札に合った役を提案する。プラスアルファも出来る限り。基本ではありますが、信頼を築く事で、次の一歩が確実に踏み出せるようになります。それの積み重ねです。
お客さんによって熱意は違います。時間のかかり方も違います。
きちんと見分け、それぞれに合った信頼の築き方を探すことも重要かと思います。
情熱なのか、理論なのか、利のみなのか。
じっくりと見極めて、軌道修正出来る範囲で探してみてください。
また、明日も信頼を紡ぐ仕事を心がけます。
ま、言ってもPCと"にらめっこ"してる時間の方が多いんですけどね(はーと