紙の広告のお話。
クソ忙しい中、会社で上司に
「あなたさぁ、この広告、どう思う?」
みたいな事を聞かれて
「あっ、はい。」
って、適当な事を言ってしまったので、一応チラシの裏に書こうかな、と。
私は紙が長いので、ネット広告は正直ガッツリはわかりません。
今勉強はしていますが、まだ実際に配信したりしていないので。
今後入稿とかやってDSPとか頑張っていきたいですね。
さて、今回は先述の通り、古めの広告のお話。
昔4マスって言葉がありましたね(まだある)
テレビ・ラジオ・新聞・雑誌
これで4つ。
広告としてはその他SP(セールスプロモーション:電車広告とか折り込みチラシとか看板とか)
そして最後にネット広告。っていうくらい、4マスの広告事業は世界の主軸でした。
紙の人間なので、基本新聞・チラシ・ポスターがメインのお話。
自分の考えをちょっとだけまとめてみました。
広告は
■どこに載せるのか
■誰がターゲットなのか
■何を売りたいのか(伝えたいのか)
簡単にですが、この3つがそれぞれ重なって1枚の広告になると思っています。
■どこに載せるのか
折り込みチラシ・新聞広告・雑誌なら『めくって手が止まる事・目線が止まる事』等
■誰がターゲットなのか
それぞれのターゲットに合わせた『配色』『商品』『質感』等
■何を売りたいのか(伝えたいのか)
その面で十分に『売りたいもの(伝えたいもの)が主役になっているか』等
そもそもレイアウトやデザインに100点は無いと思いますし、何か正しいとは言えませんが、普段気を付けている事をいくつか。
例えば、文字と写真のバランスで例えるのがいいでしょうか。
写真を上半分、文字を下半分にバランスよく配置しました、と。
文字の大きさやフォントにもよりますが、写真とコピー半分半分になる事で、
悪い意味でバランス取れてしまい。伝えたいどちらの要素も死んでしまいます。
最近ネットでは「写真に網をかけて、キャッチコピーをその上に配置する」手法が多く見受けられます。
ネットでは文字が動いたり、次の写真を表示したり、アクションをつけられますが、紙は印刷したら終わりです。
チラシの写真に網をかけ、その上に白文字を置く場合、
写真の良さも殺してしまい、文字が目立たなければ、完全に自爆です。
人の目に留まるには、何か尖っていないと正直どうしようもありません。
それが見事な写真なのか、引かれるコピーなのか、ぎょっとするイラストなのか、変わった形なのか、質感の良い紙なのか。
いい意味で違和感が無ければ、ただただゴミです。
チラシの裏が白じゃなければ、落書きの紙にすら使ってもらえませんね。。。
自分の中でトライ&エラーをひたすら繰り返して良い広告が出来ると思っています。
それには時間が必要です。
短い時間で良いものが作れれば、それは天才なのでしょう。
残念ながら私は色々足りていない部分が多く、人と同じ状態にするのに倍の時間がかかります。
最近webの仕事でコピーを考える際、全く時間がとれず100個出す暇もありません。
一件一件に最低でも300個のコピーを出せるだけのクオリティは確保したいと思ってはいますが、どうしても足元をバタつかせる為、webの仕事も土日でするようになります。
納品物には常に、自分の中で十分な自信を持つ事、今後も頑張っていきたいなぁ。
と、思ったり、思わなかったり。