考え方と接し方
こんばんわ、Webディレクター(仮)の蘭です。
みなさんお元気でしょうかね。
まぁ、たまには真面目な記事も書けるフレンズだと言うことをアピールしないと、ね?
よく拝見するサイト(フェレットさん)に、こんな記事が。
「ほわいじゃぱにーすぴーぽー」フレンズの厚切りジェイソン氏の考えが載っていました。
そこにこんな要素がありました。
6年前、私はある喫茶店に行きました。とても暑い日だったので、どうしてもアイスコーヒーが飲みたかった。ので、店員さんに「アイスコーヒーをください」と言ったら「すみませんお客様。ホットコーヒーならあるのですがアイスコーヒーはありません」と言われてしましました!氷を入れればいいだけなのに。外は40度あるんですよ。とてもショックでした。
厚切り氏はこの直前に
具体的な例として、私が以前レストランに行った話をしましょう。
日本のレストランのサービスはとてもすばらしい。ただ、ルール遵守しすぎるということを除いては。同じくらい高い質のサービスを提供するには守るべきところは守るべきですが、時には臨機応変に対応すべきですよね。
と、語っている所からすると、勿論「柔軟な対応が欲しい、ホットコーヒーに氷を入れて提供してくれ」という事ですね。
私が取り上げるからには当然この流れに物申す系ではありますが、
「レストランに行った話って言ってるのに、喫茶店じゃねーか!」
とか、そう言う事では無く。
まずは一般論ですが、喫茶店の店員は結構な確率でバイトですわね。
バイトが個人の裁量でアイスコーヒーという「新メニュー」を提供することはまず無いです。
単純に自分がバイトで、お客さんに「アイスコーヒーが飲みたい、何とかしてくれ」って言われたら、
「アイス用のグラスに氷を入れ、その上からホットコーヒーを注ぐ」
行為に出ます、他店では見た目それで出ますからね。
しかしそこに罠があります、
アイス用のグラスはホットコーヒーの温度に耐えうる厚みかどうか分からない点です。
だいたい悪い方向に事は進みます、割れます。
「割れました~」と客に言っても何も進展しませんし、一度起きた事象、当然もう一度やっても同じ結果だと予想します。そこで概ね詰みます。
最初からホットコーヒーのカップに氷を入れてくれる、正解を提供できるバイト店員も勿論いると思いますが、そこに期待するより、使える自分の手札を使って、自分でやりましょうという提案です。
どうしてもアイスコーヒーを飲みたいのに断られたら、
「ホットコーヒーと、すいませんが、氷を別に欲しいので、お願いします。」
で、解決出来るのではないかと思います。
何が言いたいかというと、「相手の立場を読み切りたい」という事です。
相手がどんな立場で、どこまで判断出来て、どう行動出来るのか。
予測した上で、自分で行動したい所です。
厚切り氏はこうも仰っています。
あとは、Twitterでよく「こうしたいんだけど、他人からの見え方を気にしてなかなかできない。どうすべきですか」と言われることもあるんですが、そんなのただ周りを気にせずやればいいんです!
他人からの見え方を気にせず、ホットコーヒーと氷を注文しましょう。
Webディレクションの大きな柱である「コミュニケーション」。
相手の立場・状況を読み切って、短時間で最も効果的な判断が連続で出来るようになると、きっとスムーズな進行になると思います。
例えば、今日先方よりデザインの戻し予定、しかし無かった、と。
先方担当者が出張、結局その上長よりざっくりとした訂正内容しか聞けない状態となる。
訂正内容を先行してデザイナーさんに伝え、ある程度工数に幅を持って考えて貰い、現行のスケジュールで可能かどうか判断し、翌日戻る先方担当者に効率よく返答を貰えるよう手配し、準備しておく。
何が言いたいかと言うと、「読み切るなんて簡単に出来ないなぁ」っていう話。
そもそもデザイン戻しの日、先方担当者出張って聞いてないよ?(ガバガバ)